
納入事例
BCP対策を考えた工場の放送システム
広範囲な敷地と屋内放送を連携する業務放送
工事概要
業種: 製造業 製造工場
地域: 香川県
導入システム: アンプラック2架、アレイスピーカー28台、防爆型スピーカー3台、ホーンスピーカー5台、壁掛スピーカー6台、パトライト7台
施工内容: 鳴動試験/配置設計/敷地内光敷設/スピーカ設置工事
お客様の課題
お客様の工場は沿岸部に位置し、2棟の建屋がありその周辺に複数の資材置き場が点在していました。各箇所にスピーカーが設置しているものの、聞き取りにくかったり、音が到達していないエリアがありました。また、屋内では機械音により音がかき消され聞き取りにくい場所もありました。
この状況は、通常の業務放送において不便であることはもちろん、事故や災害など緊急時におけるBCP対策としても課題となっていました。

ご提案・導入したシステム

2棟の建屋にそれぞれアンプラックを設置し、それらをネットワークで連携、工場敷地内の各ポイントにそれぞれ適したスピーカーを設置しました。
機器構成
- TOA VX3000シリーズ アンプ架 2セット
- TOA 中型ホーンアレイスピーカー 28台
- TOA 安全防爆型スピーカー 3台
- TOA スピーカー10W 5台
- TOA 壁掛型スピーカー 6台
- 見える化パトライト 7台
システム構築のポイント
鳴動試験の結果から、機器選定と配置設計を実施
今回のシステム更新では、機器の選定においてお客様に十分な説得材料を提示することが重要であると感じました。沿岸部にある工場ということで、特に屋外の音の到達度に対する懸念が非常に強く感じられたからです。そのため、今回はメーカー様の協力のもと十分な時間をかけて鳴動試験を実施しました。
ホーンアレイスピーカーの採用で遠くてもクリアな音を届ける
ホーンアレイスピーカーは、角型ホーンスピーカーを連結したもので、複数のスピーカーから同じ音を同時に放ちます。そしてそれぞれの音がその過程で重なり合い力を増し、従来のホーンスピーカーと比べ2~3倍の距離まで明瞭な音を届けることができます。広い敷地のある工場様に適した機器です。
BCP対策を考えた業務放送システム
音声入力・制御入出力・音源登録/再生機能・マトリクス機能、デジタルパワーアンプ・スピーカーセレクターなどの機能をユニットとして一体化し省スペースを実現しました。マスターとなる中央制御装置を持たない「マスターレス・分散配置」が可能なため、万が一どこか1箇所の機材が被災・故障しても、他のエリアの放送機能を維持しやすく、リスクを最小限に抑えられます。確実なBCP対策と安全性が保たれています。
